あゆみ

卯月堂は、2024年4月、福島市内に実店舗をオープンしました。
着物が持つ美しさを現代の装いとして残したいという想いから、着物スタジャンを中心にものづくりをスタート。当初は女性向けMサイズを主軸に、一点一点と向き合う制作を続けてきました。

同年9月には、さらなる可能性を求めてクラウドファンディング「Makuake」に初挑戦。
10着限定のフルオーダーという小さな一歩でしたが、12月のプロジェクト終了までに多くの応援と学びを得る、貴重な経験となりました。

この第1回プロジェクトを通して、当初抱いていた想いとの間にギャップがあることにも気づかされました。
応援してくださったサポーターの約8割が男性であったことから、実際には男性の需要が非常に高いことを知り、大きな驚きと発見がありました。
さらに、柄が華やかで美しいものであるほど男性からの支持が高いという結果は、着物の可能性を改めて実感する、感慨深い出来事でもありました。

2025年は、その経験を糧に、
4月に第2回、8月に第3回、11月から第4回のプロジェクトを実施し、12月18日をもって一年の活動を締めくくりました。
回を重ねるごとにリピーターの皆さまとのつながりが深まり、単なる商品提供ではなく、「想いを共有するものづくり」へと歩みを進めることができました。

この間、ブランド名「流月(Runa)」の商標登録も完了。
現在は着物スタジャンにとどまらず、着物アップサイクルによるユニセックスのプルオーバーなど、新たな表現にも挑戦しています。

流されることなく、自分たちらしい軸を大切に。
卯月堂はこれからも、着物の未来を静かに、そして確かに紡いでいきます。